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2024/07/17
足もみ,コラム
ベイシア前橋みなみモール店
足もみも 芸術(音楽)
先日、ブラックペアンツというドラマで 天才心臓外科医が他の外科医に「誰も私の様な手術はできない。私の手術は芸術だから」と言う様な説明をした。
何か昔の足もみの講習を思い出しました。私の先生も授業中に似たような話しをしていた。
足揉みで大事なことは 押す箇所によって違う刺激を入れて その刺激が神経を通って脳に届き各臓器に良い働きをする。例えば 指先の刺激は鋭く、踵に近い所の刺激は鈍痛。だから、指先は早く、踵に近い所は ゆっくりと押す。音楽を奏でるようにと良く言っていた記憶がある。
ピアノで言う所の刺激は音、スピードはリズム。始めて数年の経験の浅い施術者によくあるのが刺激が一定で、スピードも一定な揉み方をする。こういう施術は怠くなって眠くなる。ちっともスッキリしない。面白く無い。
今の足揉みは、マッサージ寄りであり゙ 刺激を入れることではなく、もみほぐすことを主体としている。
足は、自分で揉める。だから 自分で刺激の確認ができる。楽器で言うところのチューニング。皆、プロなのにチューニングをしていない。チューニングしていなければ舞台に立てない。
私も勉強のため、いろいろな人に掛かるが 感動する施術に出会えないのは、この違いである。