ランニングシューズは足を弱くして ケガを増やすという研究結果|群馬県前橋市・富岡市・沼田市の足もみ&整体 足の健康から全身の健康へと導きます

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2023/09/01
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ランニングシューズは足を弱くして ケガを増やすという研究結果

ランニングシューズは足を弱くしてケガを増やすという研究結果 GIGAZINE;2020年5月16日の記事参照

「走る際にランニングシューズを履く」というのはもはや常識で、近年はクッションの強力なサポート性能によって走る速度を高めてくれるランニングまで登場しました。
 しかし、そんなランニングシューズがむしろケガの原因になるという研究結果をランニングに関するケガの予防・治療の専門家であるリーズ·ベケット大学のピーター·フランシス氏が解説しています。
 考古学的な証拠から3万年前には原始的な靴が登場していたことが判明しており、人類は長きに渡って靴を履き続けてきたことがわかっています。100年以上前の研究では、「靴を履く人と履かない人の間で足の形状に差は存在しない。」と結論付けていましたが、フランシス氏は「1970年代以降、クッション付きのランニングシューズの登場によって状況が変わった。」と指摘しています。
 フランシス氏によると、近年「ランニングシューズが肉体的に悪影響を及ぼしている。」という研究結果が相次いで報告されているとのことです。2017年には、ハーバード大学の研究チームが「現代のことランニングシューズがケガを増やしている。」という論文を発表しています。
 2017年にフランシス氏自身も調査した実験によると、裸足で走る習慣を持つニュージーランドの12〜19歳の被験者は、他の国の同年代の子供に比べて膝·足首·足に疼痛を感じる確率が低かったとのことです。更に、2018年に発表された研究では、「靴を履き続けると足の筋肉や強度が減少する。」という調査結果が示されました。
 フランシス氏が 2019年に行った調査によると、短距離走者の35〜50%は常にどこかしら負傷していると判明した。特に多かった負傷箇所は、膝・すね・足首・足でした。これらの箇所は いずれも筋肉から力が直接伝達される骨や、骨の結合箇所とのこと。
 フランシス氏いわく、このような負傷を生み出しているのは「神経」とのこと。最新の調査結果によると、足が地面に触れる際、皮膚・人体・腱が それぞれ得た情報を脳と脊椎に伝達するものの、情報の精度は靴を履くことで下がってしまうと判明。一例では、靴を履いていると衝撃を吸収するために動かさなければならない筋肉のコントロール精度が下がるとフランシス氏は説明しました。
 ランニングシューズによってもたらされる過度なブレーキ力によって、マラソン走者などがよく罹患する足底腱膜炎の発症確率が上がるとフランシス氏は指摘。さらに、靴を長時間使用することで足が弱くなって、土踏まずがなくなるという可能性について言及しました。
 ただし、裸足でランニングすることはメリットばかりではありません。特に裸足に慣れていない場合は、ふくらはぎとアキレス腱をケガする可能性が高いとフランシス氏は指摘。その理由について、裸足の時は歩幅が短くなり、力がつま先の先端部に集中することが原因と語りました。
 ランニングシューズを履き続けて生じる諸症状は、裸足で走ったり歩いたりすることで改善される可能性があるそうです。とはいえ、実際に裸足で走ることは困難であるため、クッション性が低く、裸足での走行に近い感覚を得られるベアフットシューズを8週間使った被験者の足の筋力・強度が回復したいう実験結果をフランシス氏は挙げて、ベアフットシューズを推奨しています。 
 この記事を読んで、基本的な足下から、変える必要があると考えさせられました。