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2025/08/12
コラム
ベイシア前橋みなみモール店
椎間板ヘルニア(プレジデント8月1日号引用)
腰椎椎間板ヘルニアは、椎骨と椎骨の間にある椎間板がずれて神経を圧迫することで起こります。椎間板ヘルニアは、腰部脊柱管狭窄症の要因一つになることもあります。
腰椎椎間板ヘルニアの原因は、悪い姿勢や動作を続けることによって、椎間板の中にある髄核がずれ、線維輪を突き破って飛び出していることです。
それが椎間板の後ろにある神経に触れて神経痛を起こすと脚に痛みや痺れが出てきます。腰痛は猫背でも反り腰でも起こりますが腰椎椎間板ヘルニアは猫背の人に多く起こります。
姿勢も影響するので、あぐらや 柔らかいソファに座ると腰椎は猫背の状態になるのでヘルニアになりやすくなります。
椎間板ヘルニアの治療法には、保存療法と手術があります。ヘルニアガイドラインでは「腰椎椎間板ヘルニアは自然経過によって症状の原因となっているヘルニア塊(かい)の吸収が生じうる疾患であり、吸収されるまでの時期として3カ月がめやすとされているため、保存的治療が基本となる」とされています。
時間を掛けて姿勢や動作を改善すれば徐々に良くなる病気です。
整体院で「骨盤矯正が効く」と聞いたことがある人もいるかもしれませんが、レントゲンを見ている限り骨盤が歪む事はほとんどありません。痛みのために腰椎が側方に曲がっている疼痛性側弯の状態になっていると、あたかも骨盤が歪んでいるように見えますが、実際に歪んでいるのは骨盤ではなく腰椎です。
椎間板ヘルニアで手術が必要な場合は、脚の神経麻痺で脚に力が入らない場合、膀胱が麻痺して排尿ができない場合は緊急手術が必要なようです。また、椎間板の飛び出しが多き場合も手術が必要なようです。
(プレジデント8月1日号引用)
